関西の茶の湯の席で使われる炭として有名なのが、止々呂美で作られている池田炭。その切り口が、きれいな菊の文様をしていることから菊炭とも呼ばれ、強い火力が持続するクヌギの最高級の炭として、今では料理店でも重宝されているという。止々呂美地区で作られる炭は、別名妙見さんの炭ともいわれ、古い文献によると、勝尾寺への年貢としても納められていたというからその歴史はかなり古い。

この菊炭、年末から材料の準備にはじまり、窯の温め、そして本格的な炭焼きと、ほとんどひと冬かけて、神経を張り詰めた苛酷な作業を経て作られる。今現役として炭焼きを続けられているのは、ただ一人だけになってしまったという。昨今、高品質の炭には燃料としての用途以外にさまざまな効用があるといわれる。




たとえば、炊飯釜に入れるとおいしく炊けることや、入浴時にバスタブに入れることでよく温まるなど。改めて炭のよさが見直され、人気が出ているだけに残念なことである。

大阪北部農協止々呂美特産物センター 072-739-0193




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