大ぶりで肉厚、しかも果肉が柔らかくてとろけるように甘い。一度食べればその味と間食が忘れられないと、毎年JAに直接注文が殺到し、一般の人にまでまわらないという止々呂美のびわ。明治時代、淡路島から苗を移植して、地元のびわに接木され、長年かけて品種改良されてできたのが、今の止々呂美びわである。びわ生育の北限ぎりぎりといわれる厳しい条件下の止々呂美の地で、これだけ見事なびわがつくられるのは、多くの人々の熱心な努力と愛情の賜物である。
実がなるころ、その実を一つひとつ大切に袋でくるみ、細心の注意をはらって育てられるびわ。しかしながら、春先の急激な気温の変化や害虫、さらには天敵のからすなど、丹精込めた努力も一瞬にして水の泡となるという。






こうした生産者の細心の気配り、努力を経てあのみずみずしくて甘いびわが私達の口に入るのである。かつては周りの山裾一帯が黄金色に輝いていたというほど盛んだったびわ作りも、やはり後継者不足で収穫量も年々減ってきているという。ますます高まるその人気の一方で、生産者の減少でなかなか入手しにくいのが惜しまれる。

大阪北部農協止々呂美特産物センター 072-739-0193




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