正月の門松や生け花に欠かせない葉牡丹は、アブラナ科の一年草でキャベツの仲間。葉が茎の上で抱き合って重なる姿が牡丹を思わせ葉牡丹と名付けられている。日本に渡来したのは江戸時代の中期と歴史は古い。この葉牡丹が箕面の新稲で栽培されるようになったのは昭和27〜28年頃。日当たりの良い南向きの斜面地であったことが植物の栽培に好条件をもたらした。

葉牡丹は花壇用と切り花用がある。花壇用では、葉の先がちぢんだ“ちぢみ”というタイプの「紅カモメ」「白カモメ」と葉の先が丸い“丸葉”タイプの「紅帆」「白帆」。 切り花用は、丸葉タイプの「紅寿」「白寿」「晴姿」などがある。







いま、新稲で栽培されている花壇用の葉牡丹は9割がちぢみで残り1割りが丸葉。そもそもちぢみは“縮む”という言葉の連想から縁起が良くないとされたが今日では逆に注目を集めている。毎年7月下旬に種が蒔かれ、本葉が2〜3枚出ると仮植え、その後に葉牡丹の美しい大きさに育つよう33cm間隔で本植えされて11月〜12月にかけて収穫される。花は心の栄養、この言葉が葉牡丹づくりのモットーである。

箕面市農業経営者連絡協議会花卉部会 072−721−5222 稲次







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